
今回は左足の使い方や動きについてです。下半身がしっかり動作していないとスイングリズムも崩れてしまいます。次の2つのポイントに注意してスイングしましょう。
「左足を意識すると重心はぶれない」このことを覚えていただいた上で、ポイントごとに解説していきます。
目次
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スイングの大事なポイント「左足は伸びない」
バックスイングを始動していく時に大きく振りかぶろうとして、体が伸びあがり左足が伸びてしまうことがあります。
左足は伸びることはありません。
×左足が伸びている
○左足は伸びていない
ずっと伸びないのかというと、そうではなく、
インパクト→インパクト後に伸びます。
これはスイングの流れで勝手に伸びていくのです。伸ばそうという意識はいりません。
はっきり言うと、バックスイングの動作(姿勢)はきついです。
そのままの状態で腰を回し、肩を回し、腕を上げなければならないのです。この状況に慣れなければなりません。
きつい姿勢だからこそ自分の好きな振りやすい間違ったスイングをするのです。
インパクトのタイミングを意識する!
ゴルフを始めた時やほとんどの人がスライスボールに悩みます。
スライスが出る要因は、1つです。
インパクトのタイミングが遅いからです。
このインパクトのタイミングが遅くなる理由としていくつかに分かれます。
★インパクトのタイミングが遅くなる理由①
ハンドファースト(手が先行していること)のスイングをしている。
ハンドファースト自体は悪いスイングではありませんが、ハンドファーストの状態からインパクトまでにクラブヘッドを戻してくるのは至難の業です。
アイアン(短いクラブになればなるほど)では比較的戻しやすいですが、ドライバーやフェアウェイウッドのようにシャフトが長いクラブとなると、かなりリストと足腰が強くないと無理ですし、する必要もありません。
ボールがスライスするということは、スライス回転(右回転)がかかる打ち方をしているということです。つまり、ボールがクラブフェースの手前(ヒール)から向こう側(トゥ)へ向かって滑りながら当たっているということです。
打球場に行ったときに極端にハンドファーストにしてインパクトの位置(手が最下点)までゆっくり振って止めてください。この時、クラブフェースは前方向を向いているはずです。
手が最下点にきているということは、インパクトのはずなのにクラブヘッドはまだ右側にありますよね。そのまま、打つように体を回転させると・・・
どうですか?
ボールがクラブフェースの手前(ヒール)からの向こう側(トゥ)へ向かって滑りながら当たりませんか?これがスライスボールです。
★インパクトのタイミングが遅くなる理由②
「体がインパクト時に開いている」これもハンドファーストになる原因ですが、左の壁ができていないことが理由です。
この解決練習方法は、ボールを打つ瞬間、左足を踏み込みますよね。この踏み込んだ瞬間がインパクトの瞬間(クラブヘッドが最下点にくる)だと思ってください。時間的に言えば踏み込む方が早いのですが、これぐらいのタイミングイメージでないと必ず振り遅れます。
もう一つの練習は、自分が普段打つボールの位置よりボール3つ分左に置いているボールを打つタイミングです。
実際に打つようにボールを今までと同じ位置にセットし、インパクトのタイミングの目標としてボールをいつものボール位置より3つ分左に置いてください。(飛球線上に置くと打ったボールが当たるので少し前方にずらしておいてください)
目標物はボールではなくてもいいですが、ボールの方が打つイメージが出やすいと思います。
インパクトの瞬間(クラブヘッドの最下点)が目標のボールのところにきていますか?
ゴルフ仲間に確認してもらうと一番いいのですが・・・
今までのインパクトのタイミングがいかに遅いかが実感できると思います。ゴルフの技術を上達させるには、知識と練習です。がんばっていきましょう。
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ちょこっとメモ ~トップの原因~
ここで、少しトップしてしまう理由を解説します。
トップする理由①
ヘッドアップしている
トップする理由としてはこれがすべてだといってもいいです。
トップするということは、クラブがボールに届いていないということなので、体が伸びあがっているということです。伸びあがる理由は、ボールの行方を早く確認したいがために早く顔が上がってしまっていることがあげられます。
自分では打ってから顔を上げてボールの行方を確認しているつもりでもナイスショット時より早く顔が上がっているのです。もしショットに失敗したら、ヘッドアップしていると振り返って次のショットに活かしてください。
ゴルフの技術を上達させるには、知識と練習です。がんばっていきましょう。
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